白雲抱幽石

週末のお茶の稽古。今回の掛け軸の言葉で白雲幽石を抱く。
忘れないうちに意味を復習しておこうと色々と調べてみる。
禅語で寒山詩の一節。

巌が重なる山に私は居を定めた。鳥だけが通う険しい人跡
の絶えたところ。庭先に何があるかというと。白雲が苔む
した岩を包み込んでいる。ここに住むこと幾数年。暮らし
は貧しいものであるが、精神的には豊かである。。。
というような意味であろう。


お茶の作法は色々と難しい事もある。が、お茶の稽古の中には
それよりも学ばなければならないもの、とてもあたり前で大切
な事に気づかされる。

コメントする

月別 アーカイブ

▲このページの上へ